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個人開発のアイデア出しから検証まで完全ガイド

「何作ればいいか分からない」って悩み、めちゃくちゃよく聞く。

逆に「アイデアありすぎて選べない」って人もいる。どっちにしても、収益化できるアイデアを見つけるのは難しい。

個人開発で成功してる人たちがどうやってアイデア見つけて、どう検証してるのか。100人以上の事例を分析してパターン化した。

目次

収益化できるアイデアの3条件

成功してる個人開発サービスには共通点がある。

1. 自分が本当に困ってること

他人の悩みを想像で解決しようとしても、大体外れる。自分が毎日イライラしてることを解決する方が成功率高い。

「毎日使うツールが不便で、自分用に作ったら他の人も欲しがった」ってパターンが王道。

2. 既存サービスの不満を解決

完全に新しいアイデアなんて要らない。既存サービスの「ここが嫌」を解決するだけで十分。

「Notionは高機能すぎて使いにくいから、シンプル版作った」みたいなアプローチが成功しやすい。

3. ニッチだけど熱狂的なユーザーがいる

1万人が「まあいいかも」より、100人が「絶対欲しい!」の方が成功する。

特定の職業、趣味、地域に特化したサービスは、競合も少なくて収益化しやすい。

アイデアの見つけ方7パターン

1. 日常のイライラをメモる

スマホにメモアプリ入れて、イライラしたら即メモ。1ヶ月続けたら、解決したい課題が山ほど見つかる。

「満員電車でスマホ見づらい」→ 片手で使えるニュースアプリ 「会議の日程調整めんどい」→ 自動調整ツール

実際、こういう身近な課題から生まれたサービスが多い。

2. RedditやX(Twitter)で不満を探す

「I wish there was(〜があればいいのに)」で検索すると、課題が山ほど出てくる。

特定のsubredditとか、専門的なコミュニティほど、具体的な課題が見つかりやすい。「このツールのここが不便」みたいな具体的な不満が宝。

3. Product Huntの過去ヒット分析

Product Huntで過去にヒットしたサービス見て、「これの日本版」「これの簡易版」を考える。

海外で流行ったサービスの日本版は、意外と需要ある。文化の違いを考慮してローカライズすれば、独自の価値提供できる。

4. 自分の仕事の効率化ツール

エンジニアなら開発効率化、デザイナーならデザイン効率化。自分の専門分野のツール作るのが一番作りやすい。

「毎日やってる作業を自動化したら、同僚も欲しがった」ってパターンが鉄板。

5. APIマッシュアップ

既存のAPI組み合わせて新しい価値を作る。

ChatGPT API + Notion API = AI秘書 Spotify API + Weather API = 天気連動プレイリスト

技術的には簡単だけど、組み合わせ次第で面白いサービスになる。

6. 趣味×技術

自分の趣味に技術を掛け合わせる。

ゲーム好き → ゲーム攻略ツール 料理好き → レシピ管理アプリ 筋トレ好き → トレーニング記録アプリ

趣味なら長く続けられるし、ユーザーの気持ちも分かる。

7. B2B SaaSの個人版

企業向けの高額サービスを、個人向けに簡易化して安く提供。

「Salesforceは高すぎるから、個人事業主向けの簡易CRM作った」みたいなアプローチ。機能絞れば、個人でも作れる。

アイデアの検証方法

アイデア思いついたら、すぐ作り始めちゃダメ。まず検証。

ステップ1:競合調査(1日)

同じようなサービスがないか徹底的に調べる。

あったら諦める?いや、違う。「なぜ自分はそれを使わないのか」を考える。そこに改善ポイントがある。

競合が多い = 需要がある証拠。競合ゼロは危険信号。

ステップ2:ランディングページ作成(1日)

サービス作る前に、ランディングページだけ作る。

何ができるか、誰向けか、なぜ必要か。これを1ページで説明。作れないなら、アイデアが曖昧な証拠。

ステップ3:10人に聞く(3日)

友達、同僚、SNSで10人に聞く。

「こんなサービスあったら使う?」「いくらなら払う?」「何が一番欲しい機能?」

7人以上が「欲しい」って言わなかったら、考え直した方がいい。

ステップ4:MVP作成(1-2週間)

最小限の機能だけ実装。デザインとか気にしない。動けばOK。

1-2週間で作れないなら、機能絞れ。最初のTwitterは140文字投稿だけだった。

ステップ5:50人に使ってもらう(2週間)

MVP完成したら、50人に使ってもらう。

フィードバックもらって、本当に価値があるか確認。継続率見て、需要を判断。

30%以上が継続利用したら、本格開発GO。

失敗アイデアの共通点

失敗しやすいアイデアのパターン:

「あったら便利」レベル

なくても困らないサービスは、誰も使わない。「必須」レベルの課題を解決しろ。

ターゲットが広すぎる

「みんなに使ってほしい」は、誰にも刺さらない。ターゲット絞れ。

技術ありき

「ブロックチェーン使いたいから」みたいな技術ありきは失敗する。課題ありきで考えろ。

完全に新しすぎる

教育コストが高いサービスは普及しない。既存の概念の延長線上にあるものの方が成功しやすい。

実際の成功事例

個人開発の成功パターン:

事例1:特化型ツール プログラマー向けの時間計測ツール。機能はシンプルだけど、ターゲット明確で月5万円の収益。

事例2:既存サービスの不満解決 Googleカレンダーの予定を自動でNotionに同期するツール。「手動でコピペしてた」って不満を解決して、月3万円。

事例3:ニッチな趣味特化 ボードゲーム会の参加管理ツール。ユーザー500人だけど、月額課金で月10万円。

どれも大したアイデアじゃない。でも具体的な課題を解決してるから、お金を払ってもらえる。

まとめ

収益化できるアイデアは、天才的な発想じゃなくていい。

日常のイライラを解決する。既存サービスの不満を解消する。ニッチだけど熱狂的なファンを作る。これで十分。

アイデア思いついたら、作る前に検証。10人が欲しいって言わなかったら、別のアイデア考えろ。

完璧なアイデアなんて存在しない。60点のアイデアでも、実行力があれば成功する。

アイデアに悩んでる暇があったら、今すぐイライラをメモり始めよう。そこに次のビジネスチャンスが隠れてるんだ。

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