個人開発って夢があるよね。自分のアイデアでサービス作って、それが収益化できたら最高じゃん。
でも現実はそう甘くない。統計によると個人開発プロジェクトの8割は完成すらしないし、完成しても収益化できるのは1割以下。
個人開発界隈でよく聞く失敗談を100件以上集めて分析したら、みんな同じような罠にハマってることが分かった。ということで、初心者が陥りやすい失敗パターンと回避方法をまとめた。
1. 完璧主義で永遠にリリースしない
これ、マジで一番多い。
「もうちょっとコード綺麗にしてから」「この機能追加してから」「デザインもっと良くしてから」って言い訳して、永遠にリリースしない。
ある開発者は「半年かけて作ったサービス、結局リリースせずに終わった。今思えば1ヶ月でリリースすべきだった」って後悔してた。
回避方法: MVP(最小限の機能)決めたら、それ以外は全部無視。汚いコードでもバグがあっても、まずリリース。完璧な製品なんて存在しない。
2. 最新技術を使いたがる病
新しい技術使いたくなる気持ちは分かる。でもそれで失敗する人めちゃくちゃ多い。
「Deno使ったけど情報なくて詰んだ」「最新フレームワーク使ったら、1年後にメンテ終了してた」みたいな話はあるある。
ある開発者は「Rust使って作り始めたけど、学習コスト高すぎて挫折。素直にNode.js使えばよかった」って言ってた。
回避方法: 枯れた技術使え。Next.js、React、Node.js、PostgreSQL。この辺使っとけば間違いない。新技術の実験は収益化してからやれ。
3. 一人で全部やろうとする
個人開発だからって、本当に全部一人でやる必要はない。
デザインできないのに自分でデザインして、ダサいサービスになる。マーケティング分からないのに適当にやって、誰にも見つけてもらえない。
「デザインで3ヶ月悩んで、結局Fiverr(ファイバー)で5000円で外注した。最初からそうすればよかった」って話もよく聞く。
回避方法: 得意なことに集中して、苦手なことは外注かツール使え。デザインはテンプレート買うか外注。マーケはChatGPTに相談。全部自分でやる必要ない。
4. ニーズを確認せずに作り始める
「自分が欲しいものを作る」は間違ってない。でも「自分しか欲しくないもの」作っても意味ない。
ある開発者は「3ヶ月かけて家計簿アプリ作ったけど、既存アプリで十分だった。ユーザー0人で終了」って失敗談を語ってた。
市場調査せずに作り始めて、完成してから「これ需要ないじゃん」って気づくパターンが多すぎる。
回避方法: 作る前にX(Twitter)で「こんなサービスあったら使う?」って聞け。Reddit見て同じ悩み持ってる人がいるか確認しろ。最低10人は「欲しい」って言う人見つけてから作れ。
5. 機能を詰め込みすぎる
「ついでにこの機能も」「あの機能もあったら便利」って追加しまくる病。
結果、複雑になりすぎて使いにくいサービスになる。開発も終わらない。バグも増える。いいこと一つもない。
「最初20機能つけようとしたけど、結局3機能で十分だった」って話はよくある。
回避方法: コア機能1つに絞れ。それで価値提供できないなら、そもそもアイデアが悪い。InstagramもTwitterも最初は機能1つだった。
6. マーケティングを後回しにする
「良いものを作れば自然に広まる」は幻想。
完成してから宣伝始めても遅い。誰も知らないサービスは存在しないのと同じ。
ある開発者は「サービス完成してから宣伝始めたけど、全然広まらなかった。開発中から発信すべきだった」って後悔してた。
回避方法: 開発開始と同時に発信始めろ。進捗をX(Twitter)で共有。ブログで開発日記書け。完成前からファンを作れ。
7. お金のことを考えない
「とりあえず作って、後で収益化考える」は危険。
サーバー代、ドメイン代、ツール代。気づいたら赤字になってる。収益化の仕組みがないと、いくらユーザーが増えても赤字が増えるだけ。
「月1万人使ってくれてたけど、サーバー代で赤字。結局サービス終了した」って悲しい話もある。
回避方法: 最初から収益モデル決めろ。広告?サブスク?買い切り?無料で始めるにしても、どこで課金するか決めとけ。
8. フィードバックを無視する
ユーザーの声を聞かない開発者は失敗する。
「自分の信じた道を行く」はカッコいいけど、使ってもらえなきゃ意味ない。ユーザーの要望無視して、独りよがりな機能追加しても誰も喜ばない。
回避方法: ユーザーの声は宝。でも全部聞く必要はない。10人中7人が同じこと言ったら、それは改善すべき。1人だけの意見は参考程度に。
9. 技術的負債を恐れすぎる
「後で大変になるから、最初からちゃんと設計しないと」って考えすぎて、いつまでも完成しない。
技術的負債なんて、ユーザーいない段階で気にしても意味ない。まず動くもの作れ。
ある成功者は「最初のコードはゴミだった。でもそれで月10万稼げるようになってから、作り直した」って言ってた。
回避方法: 動くゴミ > 動かない芸術品。まず動かせ。綺麗にするのは後でいい。ユーザーは内部のコードなんて見てない。
10. 一人で悩みすぎる
個人開発は孤独。全部自分で決めないといけない。それで悩みすぎて進まなくなる。
「どっちのデザインがいいか1週間悩んだ。誰かに聞けば5分で済んだのに」みたいな無駄な時間使ってる人多い。
回避方法: 個人開発コミュニティに入れ。X(Twitter)で仲間作れ。悩んだらすぐ相談。一人で抱え込むな。みんな同じ悩み持ってる。
失敗は成功の元(でも同じ失敗はするな)
失敗自体は悪くない。むしろ失敗から学ぶことは多い。
でも、他人が既にやった失敗を繰り返すのは時間の無駄。先人の失敗から学んで、新しい失敗をしよう(?)。
個人開発で成功してる人も、みんな失敗経験がある。「最初の5個は全部失敗した」って人もいる。でも諦めずに続けたから成功した。
大事なのは、失敗しても次に活かすこと。同じ失敗を繰り返さないこと。
まとめ
個人開発の失敗パターンは大体決まってる。
完璧主義、最新技術病、機能詰め込みすぎ、マーケ後回し。これら避けるだけで成功率は格段に上がる。
シンプルに作って、早くリリースして、ユーザーの声聞いて改善。これが王道。
失敗を恐れるな。でも先人の失敗からは学べ。それが個人開発で成功する最短ルートなんだ。