せっかく作ったサービス、誰にも使われてないとか、悲しすぎる。
でも現実は厳しい。「作れば使ってもらえる」なんて幻想。宣伝しないと存在しないのと同じ。
個人開発で成功してる人たちがどうやって宣伝してるのか、50人に聞いて効果的な方法をまとめた。予算ゼロでもできる方法ばかりだから安心して。
宣伝の大原則:作る前から宣伝する
一番の失敗は、完成してから宣伝始めること。
成功してる人は、開発段階から発信してる。「今こんなの作ってます」って進捗共有するだけで、完成時には既にファンがいる状態になる。
「ビルドインパブリック」って呼ばれる手法。恥ずかしがらずに、作ってる過程を全部見せる。これが一番効果的。
X(Twitter)での宣伝戦略
毎日の進捗ツイート
#個人開発 #駆け出しエンジニア タグ付けて毎日投稿。
内容:
- 今日実装した機能
- 直面した課題と解決法
- スクショやGIF動画
- 学んだこと
「毎日投稿してたら、フォロワー1000人増えた」って人多い。
リリース告知の黄金パターン
🎉 新サービスリリースしました!
【サービス名】
〇〇を解決するツール
【特徴】
✅ 特徴1
✅ 特徴2
✅ 特徴3
【こんな人向け】
・ペルソナ1
・ペルソナ2
無料で使えます👇
URL
このフォーマットが一番RT されやすい。
インフルエンサーへの言及
関連分野のインフルエンサーに使ってもらって、感想もらう。
「@〇〇さんが言ってた課題を解決するツール作りました」みたいにメンションすると、RTしてもらえることも。
ただし、しつこいのはNG。1回だけ、丁寧に。
Product Huntでバズる方法
Product Huntは個人開発者の登竜門。ここでランキング入ると、一気に認知度上がる。
成功のコツ:
- 火曜〜木曜に投稿(競合少ない)
- 太平洋時間0:01に投稿(1日フルに戦える)
- 事前に仲間に根回し(最初の10票が重要)
- Hunterに頼む(影響力ある人に投稿してもらう)
「Product Huntで3位になって、初日1000ユーザー獲得した」って成功談も。
Redditでの宣伝術
Redditは宣伝嫌われるけど、やり方次第で効果大。
攻略法:
- 関連するsubreddit探す
- まず普通にコミュニティ参加
- 価値提供する投稿する
- 「ところで、こんなの作ったんだけど」って自然に紹介
/r/InternetIsBeautiful とか /r/webdev とか、個人開発に優しいsubredditもある。
「Redditで紹介したら、サーバー落ちるくらいアクセス来た」って話も。
Qiita/Zennでの技術記事マーケティング
効果的な記事パターン:
「〇〇を自動化するツール作った」 「〇〇で困ったので、解決するサービス作った」 「個人開発で〇〇を作るまでの全工程」
技術的な内容7割、宣伝3割のバランスが大事。
「Qiitaでバズって、1000ユーザー獲得した」って事例多数。技術者向けサービスなら必須。
YouTubeでの動画マーケティング
動画は強い。特にツール系は、使い方動画あると信頼度上がる。
作るべき動画:
- 1分でわかる使い方動画
- 開発の裏側動画
- ユーザーインタビュー
「動画1本で問い合わせ10件来た」って話も。編集凝らなくていい。画面録画でOK。
無料で使えるその他の宣伝方法
Facebook グループ
趣味系、地域系のグループで紹介。意外と反応良い。
Discord サーバー
開発者コミュニティ多い。宣伝OKなチャンネルで紹介。
はてなブックマーク
日本ではまだ強い。ホッテントリ入りすれば爆発的アクセス。
connpass/Meetup
オフラインイベントでLT。直接デモ見せると印象強い。
プレスリリース
PR TIMES使えば、メディア掲載の可能性。有料だけど効果高い。
宣伝のアンチパターン
やっちゃダメな宣伝方法:
スパム投稿
同じ内容を複数箇所に投稿。嫌われるだけ。
誇大広告
「革命的」「世界初」とか、大げさな表現。信頼失う。
押し売り
「使ってください!」の連呼。うざいだけ。
批判的な比較
「〇〇よりすごい」みたいな他サービス批判。印象最悪。
宣伝の効果測定
宣伝したら必ず効果測定:
- Google Analytics でアクセス元確認
- UTMパラメータでキャンペーン別に計測
- ユーザーアンケートで「どこで知った?」
「Twitter経由が7割だった」みたいに分かれば、注力すべき場所が明確になる。
段階別の宣伝戦略
開発中(0ユーザー)
- 進捗をSNSで共有
- 技術ブログ書く
- コミュニティで相談
α版(10ユーザー)
- 身内でテスト
- フィードバック収集
- 改善過程を発信
β版(100ユーザー)
- Product Hunt投稿
- Reddit投稿
- インフルエンサーに連絡
正式版(1000ユーザー)
- プレスリリース
- 広告検討
- アフィリエイト開始
段階に応じて戦略変える。最初から大きく出ても空振りする。
実際の成功事例
事例1:Twitter特化 毎日進捗ツイート3ヶ月続けて、リリース時には500人が待機。初日で1000ユーザー獲得。
事例2:技術記事からの流入 Qiitaで「〇〇を自動化した」記事がバズり、継続的に月200人新規ユーザー。
事例3:コミュニティ活用 Discordサーバーで悩み相談→解決ツール作成→コミュニティ内で拡散。
どれも特別なことはしてない。地道に発信続けた結果。
まとめ
個人開発の宣伝は、お金じゃなくて工夫と継続。
作る前から発信始めて、完成時にはファンがいる状態を作る。SNS、技術ブログ、コミュニティ、全部使う。
恥ずかしがってる場合じゃない。せっかく作ったサービス、世に出さないともったいない。
宣伝は悪じゃない。価値あるものを、必要な人に届ける行為。自信持って宣伝しよう。
今すぐX(Twitter)開いて、進捗ツイートから始めよう。#個人開発 のタグ付けるの忘れずに。